恋の季節

このあいだネットをうろついていたら、学生ブログランキングというのを発見した。
エントリーして、ブログ書いて、アクセスが多い人がランキングされている。
「ちなみに1位はどんなのだろう」と読んでみると、これが結構面白くてつい読んでしまった。

本人は早稲田の理工系の男子学生で、就職活動中。
バイトは居酒屋で、おしゃれが好き。
話題の中心は恋バナ。
居酒屋とかファミレスは、バイト同士の仲がよい(というか活気があってサークルみたいなもの)。そこで繰り広げられる、作者を中心にみた恋愛模様等が書かれている。
いろんなタイプの女性が登場して、果敢に(本人的にはごく普通に)アタックして、進展があったり、なかったりと面白い。
最近は、数ヶ月ぶりに美人でおしゃれな彼女ができてラブラブであると書いてある。

これを読んでいて、なんだか遠い目をして、自分の過去と現在を振り返ってしまった。
今の自分はこんなにフットワーク軽く行けない。
まぁ昔よりは軽くなってるけど。
しかし現在は、学生のころは全く気にしていなかった、相手の職業とか、将来的にうまくやっていけそうかとか、無意識のうちに計算している自分がいる。

恋はするものだと、恋愛の達人のような人達は言う。
その一方で、恋は落ちるものだ、という人がいる。

どちらの言い分も正しい気がする。
でも、どちらの動詞を信じたらよいのだろうか?

いまの自分的には「落ちる」ほうが魅力的だな。
だって、そのほうが面白そうじゃないですか。
無意識の計算とかしているより、飯を食えないくらい悩んだり、有頂天になってみたりしたほうが。