ミラクルDJ!

IPOD恐るべし。

プール帰りにシャッフル設定で流すと、いきなりピチカートファイブの「悲しい歌」が流れた。
久々に聞いて気がついたのだが、この曲は歌詞がメチャクチャ悲しい。
スタートからオサレなフランス映画のセリフみたいな展開なのだが、
サビが回し蹴りのように効く、
「ごめんね　僕は君のこと　あんなに愛していたのに
　ごめんね　僕だけを君は　こんなに信じていたのに
　ごめんね　僕は君のこと　あんなに愛していたのに
　ごめんね　だけどいつの日か　みんな忘れるはず」
そして、ラララ〜とフェイドアウトしてゆく・・・
成熟してるというか、なんというか、いい曲だが、考えてしまう。

と言ってる間もなく、IPODは次の曲をぶつけてくる。
永遠のポップスターで最近逮捕されてしまった岡村ちゃんの「やましい魂」だ。
実は青春シンドロームなのではないかと疑っている岡村ちゃんなのだが、メロウなこの曲はせつない声質と、その情けない自分を抜群の歌唱力でガッツリ聞かせる。
ああ、クスリなんてやらなくったって岡村ちゃんは最高だったのに。

なんて感傷に浸る間もなく、次の曲が始まる。
おお、後期のビートルズね、と思うが声が女だ。
うん？
パフィーだ。
曲名は「your love is a drug」。
いつの間にかカヴァーしてたのかと思うも、なんか歌詞が違う？
民生はビートルズマニアなのか？
リスペクトの曲か？
と思いネットで調べてみると、作詞作曲「Andy Sturmer 」となってる。
だれ？

どうやら、アメリカで人気のパフィーアニメ関係の曲らしい。
しかし、もろビートルズっぽい。
ビートルズのつぎはぎっぽい。
まぁ、両方とも好きな自分としては聞き易いくてすきなのだが。

と、息をつく暇もなく、次にはナンバーガール。
その次は、立て続けにZAZEN　BOYS。
向井さんが「ペッ！諸行無常！！」と歌っている。

なんだか頭がクラクラしてきた。

あんた、どうやって曲を選んでるんだよ。
IPODの考えはよく分からない。