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- 作者: 竹川圭
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/01/17
- メディア: 新書
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お薦め度:★★☆☆☆最近、仕事用の革靴の履き心地が悪い。
サラリーマンを始めたときから、靴には悩まされてきた。
とにかくどんな靴を履いても痛い。
いまは1万円台の靴なのだが、これが足に合わず、魚の目は出来ている。
痛い部分をかばって歩くせいで、膝やふくろはぎのバランスが明らかに崩れているし。そんなわけで、5万円くらいの良い靴を買いたい。
まずは下調べとして読んだ一冊。結果的には、あまり参考にならなかった。
自分は、足にトラブルを抱えている状態なので、足型や痛くない靴についてしりたかったのだが、この本では主に靴の歴史とブランドの紹介をしている。
靴産業の歴史や現状を知りたい人に向いている本です。ただし、靴の素材となる皮産業について、少し踏み込んだ記述が勉強になった。
見落としがちだが、皮は動物の皮膚である。
当然、屠殺して、剥いで、製品としての革になる。
食肉産業も同じだが、このキツイ行程を支えている人が存在する。動物と支える人に感謝して、靴を踏みしめ、肉を食おうと思った。