弱ったところに、ドライブかけると

帰宅後、ジョギング7キロ。
今日は本当に体が重く、気持ちも重かった。
中止して、コタツで寝てようかと思ったくらいに。

しかし、ドライブを強くかけているので、弱った体をひきづってジョグ。
体調は過去最低。
しかし、体が慣れてきているせいか、ダラダラながら走りきってしまった。
そして、すごい倦怠感。
う〜む。

ドライブをかけろ。
かけつづけろ。
壊れたらそのとき考えろ。



夜、友人に教えてもらってNHK浦沢直樹特集を見る。
YAWARA,HAPPY!,MONSTER,20世紀少年とすべて読んでいるのに、作者の顔は始めてみた。

いい顔してた。

そしてモンスターを読んだときに、「ぜってーブレーンがいるな」と思っていたとおりブレーンがいた。メインが1人、あと2人くらい。

インタビューで手塚治虫を越えられないと思うと語っていた。
一読者としての意見も同じ。
クオリティは高い。
面白い。
しかし、何かが弱い。

サッカーに例えると、中田とマラドーナの違い、のような感じだ。
中田はアスリートとしてめちゃくちゃ優秀で、チームのためにもプレーできる現代的な選手だ。
マラドーナは、全てが出来る。
守備でチームに貢献することは出来ないが、それ以外はすべて出来る。
それも、世界のトップ選手をさらに超越したレベルで。
まあ、だから天才なんだろうけど。

いや、比喩を変えよう。
確かに構成・ストーリーは上質だ。
日本で最高峰かもしれない。
高品質を保障されて、安心して読める漫画だ。
上質のワイン?
ただ、凄みが足りないのかもしれない。
人間の深さ・恐ろしさ・ありえないほどの歓喜の表現に弱いのか?

ふと、そんなことを感じました。
さぁ、漫画喫茶で、20世紀少年の最後を見とどけなければ。



残り41キロ